とんフルエンザとメキシコの少年、なぜか小便小僧

「豚由来の新型インフルエンザ」は長すぎるので、略称「とんフルエンザ」です。(汗)
ごく短~い本題の前に、なが~い前置きまでございます。

一時期の大騒ぎも心なしか収束してきた感じの今日この頃ではありますが、感染者数はどれくらいになっているんでしょうか。おひさしぶりにWHOと国立感染症研究所のサイトをお訪ねしてみました。まずは日本から。
日本の流行地図(5月29日12時現在)
おお~、そうでうかあ。感染が確認された地域も増えてますね。21日時点で見た時は5都府県276例でしたが、29日時点では10都府県359例です。昨日、新たに千葉県でも確認例がありましたかね確か。
ちなみに上の流行地図は29日ですので、それ以降の最新版を見る場合は、ページ上にある > 新型インフルエンザ(ブタ) > をクリックします。そうしますとひとつ前のページに戻りますので、「発生都道府県はこちら」を選択してくださいませ。

世界の感染者数は、国立感染症研究所のサイトにも掲載されますが、開いた時に最新版に更新されていない時もありますので、ネタ元のWHOのサイトをお訪ねします。

Situation updates - Influenza A(H1N1)
 5月29日GMT6時(日本時間午後3時)現在です。
 ()は22日時点からの増加数です。

報告のあった国 53カ国(+11)
感染者数 15,510人(+4,342)
死者数 99人(+13)

感染者数50人以上の国をみますと9カ国。
 アメリカ 7,927人(2,163)
 メキシコ 4,910人(+1,018)
 カナダ 1,118人(+399)
 日本 364人(+70)
 チリ 165人(+141)
 イギリス 203人(+91)
 オーストラリア 147人(+140)
 スペイン 143人(+30)
 パナマ 107人(+34)
ここ1週間で報告のあった国が11カ国増えてます。感染者数もチリ、オーストラリア辺りが増加傾向でしょうか。まだ収束しそうにない感じですね。

まあ、マスクで金儲けとかマスクで名前売りとかで批判されてるらしいお方や、簡易マスクの作り方をHPに掲載したとかでちょこっと話題になった医院さんとか、いろいろありますが、自分は今のトコ、マスクにもとんフルエンザにもお会いしておりません。

さて、メキシコには、とんフルエンザに世界で初めて感染したとされる5歳の少年がおいでです。彼の住む村はちょっとした観光スポットとなったようです。
何を思ったか州知事さん、彼の像を建立するとのことです。それはまあいいんですが、その像がなぜか、

小 便 小 僧

だそうです。
その理由を「小便小僧(のモデルとなった人物)と同類の功績を残したから」と説明しております。
5月26日 AFP】メキシコ東部ベラクルス(Veracruz)州が、新型インフルエンザ「インフルエンザA(H1N1)」に世界で初めて感染したとされるエドガー・エルナンデス(Edgar Hernandez)君(5)の像を建立することになった。同州知事が24日明らかにした。

百科事典

小便小僧

由来は諸説ある。

一つは、ブラバント公ゴドフロワ2世に関する説。1142年、当時2歳のゴドフロワ2世率いる軍は、グリムベルゲンでの戦いの際、戦場の兵士を鼓舞するため、ゆりかごに幼い支配者を入れて木に吊るした。 そこから公は敵軍に向かって小便をし、味方軍を勝利に導いたという。

一つは、侵略者が城壁を爆破しようとしかけた爆弾の導火線を小便をかけて消し、町を救った少年がいたという武勇伝説。この少年の名はジュリアンJuliaanskeといい、小便小僧の愛称「ジュリアン坊や」はここに由来するといわれている。
「同類の功績」、「同類の功績」、「同類の・・・」・・・。
あの~、州知事さん。誠に恐縮ではございますが、「同類の功績」をもう少し判りやすく説明していただけないでしょうか。

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